【習慣形成】大きな変化を起こしたい人が一番最初に知るべきこと【続けるには?】

こんにちは、30代販売員手取り16万です。

本当の趣味を見つけたので、毎日楽しく、笑顔と幸せでいっぱいの人生を送っています!

大きなことを成し遂げたい!

そのために行動を大きく変えるぞ!

それ、完全に誤解です!

実は大きな変化を引き起こすには、小さな改善を積み上げる必要があります。

勉強習慣のない人が「1日4時間勉強する」という大きな変化を設定した場合、その多くは続かずにやめてしまうでしょう。

三日坊主という言葉があるように、モチベーションだけでは越えられない壁が存在するのです。

そこで、この記事では小さな改善を続けるためのコツや考えかたを解説します。

この記事でわかること
  • 小さな改善が大きな変化につながること
  • 小さな改善を続けるには”本当に小さく”する
  • 「いつ・どこで」の設定で無意識に組み込む

大きな変化を起こしたいときほど、足元の小さな変化を軽視します。

ですが、本当に大切なのは小さな改善を負担なく続けていくことです。

小さな改善の集まりは大きな変化を起こす

大きな変化のためには、小さな改善を続ける・集める必要があります。

小さなことじゃ大きな変化は見込めなくない?

小さな改善の集まりこそが大きな変化となるのです。

面白みのない答えになりますが、大きな変化は小さな変化の集まりである場合がほとんどです。

たとえば、読書習慣のない人が「一か月で3冊読む」のは大きな変化です。

この大きな変化を起こすためには

  • 毎日何ページ読めばよいのか
  • 読書の時間をどれだけ確保できるのか
  • ほかの誘惑に打ち勝てるのか

など、小さな部分の改善や検討が必要になります。

イギリスの自転車集団の例

100年も成績が振るわなかったイギリスの自転車集団が、2008年北京オリンピックにて華々しい成績を収めただけではなく、ロンドンオリンピックでも世界記録を樹立するまでに成長したのは、小さな改善を集めたからです。

当時の監督デイブ・ブレイルスフォードはこう語りました。

「要するにこういうことです。自転車に乗ることに関係するものをできるだけ細かく分けて、それぞれ1パーセントずつ改善したら、全部合わせたときにすばらしい改善になるんです。」

著:James Clear『複利で伸びる1つの習慣』p.23

取り組んだ改善はこんな感じです。

  • 自転車のサドルを乗りやすいよう調整
  • タイヤをアルコールで拭き、滑りにくく
  • ヒーター入りパンツで走行中の筋肉温度を保つ
  • トレーニングの成果を検証する
  • レース用スーツの性能をチェックする
  • 筋肉が回復するマッサージジェルの検証
  • 効果的な手洗いの徹底
  • 熟睡のため、マットレスや枕の整備
  • トラックの内装を白にしてホコリを見つけやすく

こ、細かい……。

ご覧の通り、一つ一つが起こす変化は大きくありません。中には「サドルを調整する」など当たり前のものも含まれています。

小さな改善を続ける・増やすことができれば、誰にでも大きな変化を起こせるのです。

小さな改善を続ければ誰にでも大きな変化を起こせる。

ただ、「良い行動をすべき」と理解していても、行動に移せるかは別問題です。

多くの人は読書や運動、食生活を改めたほうがいいと理解しているにも関わらず、改善できずにいます。

そこで、ここからは小さな改善の効果的な取り入れかたを解説します。

小さな改善に留める

改善はできるだけ小さくしましょう。最小単位の行動に留めておくのです。

具体的に教えてください。

掃除を例にとって説明しますね。

何かのきっかけで部屋を掃除したときに、「今日から毎日掃除する」という目標を立てる人は多いことかと思います。

ですが、ほとんどの人は掃除を続けることができません。

その理由は「掃除」という行為が、負担になっているからです。

この場合、「1畳の範囲だけ掃除する」や「机の上だけキレイにする」など一部に限定することで負担が軽くなります。

継続のコツ:部分化

成し遂げたい行動によって、部分化の内容は変わってきます。もし一人で考えてわからない、他の意見もないかな?ということであればコメントやフォームからお問合せください。

目標行動を部分化することで負担を軽減し、継続しやすくなります。

  • 「掃除する」→「1畳だけ掃除する」
  • 「運動する」→「腕立ての構えだけする」
  • 「勉強する」→「ノートとペンを用意する」

ノートとペンを用意する……って何も勉強してないじゃん!

大切なのは負担にならない単位まで部分化することです。

たしかにノートとペンを用意するだけは、「勉強する」とは言えません。

ですが、継続のためには負担の少ない動作を無意識にできることが大切なのです。

負担がないくらい小さな改善に留める。

もしも「1畳だけ掃除する」でも負担になっているのなら、さらに小さく「掃除道具を持つ」でも良いでしょう。

無意識にできる

無意識にできることは習慣になりやすいです。

出勤前は無意識の集合体ですよ!

出勤の場合、

  1. 起床
  2. 洗顔
  3. 朝食……
  4. カギを締める

など一連の流れになっていると思います。

カギを締めたか不安に駆られたり、腕時計を付け忘れたりするのは一連の動作を無意識に行っているからです。

無意識は毎日連鎖する。

でも出勤は「しなきゃいけないこと」だよね。

読書とか勉強、運動とは違くない?

たしかに出勤は強制力が高く、読書などの「しなくても良いこと」は強制力が低いです。

強制力のないものをモチベーションで継続させようとしても、ほとんどの人が失敗します。

そこで強制力がないものを定着させるためには「いつ・どこで」を明確にする必要があります。

無意識を定着させるために

「いつ・どこで」を明確にすると、継続しやすくなります。

勉強するを定着させる

「勉強する」→「ノートとペンを用意する」を定着させるためには、

「夕食を食べたあと・イスに座ったとき」に「ノートとペンを用意する」と決めることをオススメします。

「いつ・どこで」はきっかけになりやすく、きっかけがあることは行動に結び付きやすいです。

きっかけがあって「何をするべきか」が促されるわけですね!

たとえば、お風呂場で少なくなったシャンプーを見て「シャンプーを買わなきゃな」と思っていたのに、買い忘れてお風呂に入るときにまた思い出す……といったことはよくありますよね。

場所と行動は密接にかかわりあっているので上手に利用しましょう。

読書・睡眠・運動のヒント

読書……部分化→「本に触る」

「夜寝る前・ベッドに入ったときに」「本に触る」

睡眠……部分化→「10分早く電気を消す」

「寝る準備が終わったあと・時計を見たときに」「10分早く電気を消す」

運動……部分化→「腕立ての構えをとる」

「手洗いうがいを済ませたあと・リビングに戻ったときに」「腕立ての構えをとる」

まとめ

大きな変化を起こすためには小さな改善を継続する必要があります。

小さな改善の継続方法
  • 負担のないくらいまで改善行動を小さくする
  • 「いつ・どこで」を想定して無意識を定着させる

以上の2点を意識して、小さな改善行動を積み上げていきましょう。

面白みのない答えになりますが、大きな変化は小さな変化の集まりである場合がほとんどです。

逆に言えば小さな変化を続けることができれば、誰にでも大きな変化を起こせるのです。

やったほうがいいと思うことがあるのなら、小さな改善から始めてみましょう。

今日から始めることで数年後、あなたの姿は変わっていることでしょう。

この記事のゴール

「いつ・どこで小さな改善を行うか言語化する。」

具体的な行動

  • この記事を開きながら紙とペンを用意し、「この記事を閉じたあと・机の上で」「どんな小さな改善を行うか決める」

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